最近よく見かける広告と言えば、皆さんよくご存知のDocomo2.0。
最初は「Willcomに続き、とうとうケータイも通信・通話料定額か?それともPC接続でもパケット代定額??」と想像を膨らませていたのですが、ふたを開けてみるとサービスではなく新端末デビューでした。
Nokia携帯カブれの私には縁のない話でした。トホホ。
「2.0」の表現の是非はさておき(でもやっぱり大げさな気がするな)そう銘打ったにしては期待外れだなぁと思っていると、こんな記事を発見。
大西 宏のマーケティング・エッセンスーSOFTBANKが一位、ドコモの反撃は?
今回の広告は一種のオーバーエクステンションの手法だという捉え方です。
確かに。月並みな広告よりも注意は引きますものね(正直広告費を心配してしまいますが…)
一方で、今の消費者は様々な媒体から広告されている「そのもの」について(今回で言えば904i仕様・機能・価格、効果、その他社比較など…)容易に知り得てしまいます。少なくともスペックはカタログさえ手に入れれば分かる訳で。批評や口コミもネットで分かります。
普段よりケータイを使いこなしている人は、少し調べればそれがいわゆる「2.0的なもの(なんだそれは??)」から想像する革命的な何かとは異なることに容易に気づくでしょう。
商品の情報が不足していれば、目を引き手に取るきっかけを与えるきっかけとなるでしょうが、今は他の情報により、商品がその「広告足り得ている」かを判断される、一種の「広告判定」を、広告を見た後と商品に触れる前の間に容易に行いうるということです。
誇大広告(敢えてそう表現…)により興味を引きつけ持続させるメリットの一方、現実とのギャップを知ってしまえるが故の失望感で、大げさっぷりが鼻についてしまい逆にネガティブなイメージを持ってしまう…今回私の心理はそんな感じです。
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2007年7月11日
追記しました。改行を増やしてみたりしましたが、悲しいことに冗長です。
また書き直します。