先週、東京ビックサイトで開催された「Web2.0マーケティングフェア」に出かけました。
今回、新設された「モバイルマーケティングゾーン」にて、モバイル向けASPサービス「モバイン」をご提供頂いているインクレイブ社の事例として、東大ナビの事例が紹介されました。
携帯販促ASPサービス「モバイン(mobign)」
http://www.mobign.com/
他社の中でもひと際目立つブースで、多数の訪問者で賑わっていました。
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ケータイを使ったサービスの運営は、非常に難しい。
「東大ナビ」を半年間運営してきた経験からの、私の正直な感想です。
これまで(大型計算機の歴史から…)情報通信をリードしてきた、と自負がある(はず)の高等教育機関にとっては、PCよりも機能は少ないし、インフラも似たようなものだし、まぁ簡単でしょ、と見てしまがちではと思います。
しかし、ケータイにはケータイの法則や流儀があり、それを抑えないと「みんなが使えない」「使えてもつまらない」サービスしか提供できません。
一例として、ケータイの端末としての「仕様」の複雑さがあります。
ケータイはメーカーやキャリアごとの機能や仕様の差が大きく、常に個別に進化が続いており、そのため私のような1ユーザが、その全容を把握することは非常に困難です。
この辺りのことはまた触れたいと思いますが、ケータイの魅力を最大限に生かしたサービスを提供し続けるには、現状、その道の「プロ」の助力が不可欠です。
今後もそういう繋がりを保ちながら、新しい取り組みを続けていければと考えています。