2010/01/28

MacユーザがWindows7を使う:その2 環境構築

Vostro V13にはWindows 7 Home Premiumがインストールされていた。Win2000やXPと比べると、インタフェースが相当改善されている印象だが、細かな設定をしようとすると急に昔風の画面が顔を出す。いろいろと互換性を保ったり、既存のユーザに配慮しているのだろうが、美しさが損なわれる時があって残念。

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まずはこれまで慣れ親しんだ英語キーボードでのIME切り替えのショートカットがそのまま使えるように、下の二つを導入。

cmdspace
英語キーボードでのIME切り替えショートカット(Cmd+Space)をWindowsで実現するためのソフト
http://www.h5.dion.ne.jp/~pollux/

AutoHotKey
Ctrlを使ったショートカットをaltキーで使うため、キーの役割を入れ替えるソフト(他のキーにも対応:今回キースワップに加え、一番右側の列にある Home/Pgup/Pgdown/Deleteキーを無効に。使わないし押し間違えるので)
http://www.autohotkey.com/

日本語入力にはMicrosoft IMEの代わりにGoogle日本語入力を使う。変換精度も良好で、Macのことえりで慣れ親しんだ、候補をタブキーで選べる機能がついているのも助かる。Mac風のIME切り替えには、環境設定のキーマップスタイルから「ことえり」を選ぶとよい。

Google日本語入力
http://www.google.com/intl/ja/ime/

ソフトはオープンソースのものを中心に探す。仕事に必要なMicrosoft Officeは、当面近日公開のOffice 2010のBeta版を使うことに。

Microsoft Office 2010 Professional Beta Download
近日発売予定のOfficeのベータ版が使える
http://www.microsoft.com/office/2010/en/download-office-professional-plus/default.aspx

その他普段使いのソフトをまとめて入れるには、Google Packがおすすめ。FirefoxやSkype、Adobe Readerなど普段使いのソフトをまとめて導入できるパッケージになっていて、インストールが楽。

Google pack
http://pack.google.com/intl/en/pack_installer.html

加えて以下のソフトをインストール。

Pidgin
チャットクライアント。
http://www.pidgin.im/

Emeditor
エディタソフト。Free versionもある。
http://www.emeditor.com/

TigerVNC
遠隔で他のクライアントのデスクトップにアクセスできるソフト。VNCなのでもちろんMacOSにも入れます
http://www.tigervnc.com/

FileZilla
オープンソースのFTPクライアント
http://filezilla-project.org/

PrimoPDF
印刷の手順でファイルをPDF出力できるソフト
http://www.primopdf.com/

これまで使ってきたAppleのサービスも、そのまま使える。iDiskは「ネットワーク」からWebDAV接続でつなげばOK。それでは不便ということなら、Mac <-> Win間のデータ共有に限って、DropBoxを使ってもよさそう。

MobileMe Control Panel for Windows
http://support.apple.com/downloads/MobileMe_Control_Panel_for_Windows

以上で環境構築は終了。
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��追記)
ハードディスクドライブをIntel SSDの廉価版、X-25Vに換装。動作が早くなったのもいいが、タッチバッドに伝わる振動がなくなったのも助かる。分解して気づいたが、ドライブのマウントに余りコストを掛けられないのか、振動が筐体に直に伝わる構造になっていた。

Intel® X25-V Value SATA Solid-State Drive - Overview
http://www.intel.com/design/flash/nand/value/overview.htm