今年の年末年始は米国でのんびり過ごしました。米国滞在も残り2ヶ月です。昨晩、妻と帰国準備について話し合いましたが、しみじみ「ほんとあっという間だねぇ」と。
昨年は一昨年に比べると、割合静かな年でした。渡米というイベントはあったものの(実は)行けることが決まったのはその前で、その流れでプランが形になった一年でした。今年はどうなるか…次は準備の年かもしれません。とはいえ、この年区切りは今の私にとって「特異日」ではありません。次の特異日は3月11日(帰国日)、残り少ない期間を走りきります。
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どういうタイトルやねん、と思われましたか。すみません。去年からTwitterを使い始めいろいろと試行錯誤をしましたが、今年は自分にルールを課してBlogとTwitterを使おうという、至極勝手な宣言です。
私個人は、Twitterはアーカイブのツールであると同時に、状況によっては「今さっき」を共有できるツール、Blogは純粋にアーカイブのツールだと認識しています。アーカイブには「ルール・ツール・ロール」が大事だと述べたのは、かの松岡正剛です。ロールとツールは規定されているので、ルールを決めようということです。
どういう役割(ロール)の人が必要かわからないとアーカイブはできないし、どういうツールが必要なのか考える必要があるし、その上で「こういうルールで作ってください」と決める必要がある。
��CONTENT'S FUTURE p.270)
今年はTwitterでは"Information"、すなわち「誰が、何を、どこで、いつ」に関わる、私が見つけ共有することに意味があると思われる情報を書くことにします。加えてカンファレンスやワークショップなど、同じ場の中で「今さっき」の思考や感情を共有する意味がある場合に限り、その用途に使います。
そしてBlogでは"Knowledge"、すなわちそれらの情報を元に「どうすればよいと思うか」など、私の価値判断や理解について書くことにします。
この枠組は、組織論で著名なRussel Ackoffの「知識の階梯モデル」を参考にしています。"Understanding"や"Wisdom"までは出ないでしょう。
1. Data: symbols
2. Information: data that are processed to be useful; provides answers to "who", "what","where", and "when" questions
3. Knowledge: application of data and information; answers "how" questions
4. Understanding: appreciation of "why"
5. Wisdom: evaluated understanding.
("Data, Information, Knowledge, and Wisdom" - Gene Bellinger, Durval Castro, Anthony Mills)
こんな事を言い出したのも、日頃から書く、すなわち自分なりのアーカイブを残すために、ルールはとても便利だからです。ルールがなければ従うことも逆らうことも、そもそも歩き続けることさえ難しく感じます。
ちなみに、個人的な状況報告はあるかもしれませんが、それらはいわゆる「枕」で本筋ではありません。またこのルールは時として破られるかもしれません。ルール破りにはいつもそれ相応の理由があるわけで、余程の事だろうなと察していただければ幸いです。