すっかり秋らしい気候になりました。
先週末、上越教育大で開催された日本教育工学会に参加しました。
今年は今年度はじめた研究のデータがまだないため(悲しい…)、仕事で進めている東大ナビの紹介しましたが、意外にもこんな視点で研究にまとめては?とのアドバイスをいくつか頂きました。
こういう対話の場はとても有益です。ポスターセッションに来て下さった方々、ありがとうございました。
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実は最近、ひっそりと「I/O (Input/Output)質向上運動」を進めています。
情報の「洪水」に溺れることに慣れてしまったせいか、いつしかじっくりと長い本を読んだり、ゆっくりと考えることが苦手になってきたからです。
ある種の「知識欲」を我慢し、選んで手にし、確実に残るようにするにはどうしたらよいか、常々考えています。
例えば、日々まとまった時間を作って好きな本を読み考える。気になったことをメモし残すようにする。
Webニュースを見るのを控え、朝の新聞と夜のニュースで十分とする。購読するメルマガもブログも精選して減らす。メールは時間と回数を決めチェックし、その場で返信etc…。
どれも当たり前のことかもしれませんが、これが難しいのです。
仮に研究者を「探究活動のプロ」と定義するなら(最近このフレーズがお気に入り)身辺の出来事さえも深く見、考える力が求められるはず。このトライアルはまだまだ続きそうです。
上越の山はすっかり色づいていました。松河さん、論文賞受賞、おめでとうございます!