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このサイトは重田勝介の個人サイトです。主に日々の活動について紹介しています。重田は教育工学とオープンエデュケーションの研究者で、北海道大学に勤務しています。詳しいプロフィールこちら
Katsusuke Shigeta Ph.D (Human Sciences at Osaka University) , a researcher conducting educational technology & open education research at Hokkaido University, Japan.

2009/09/17

At Cal Day31: 一月住んで、英語は上達したか(1)

今日は昼にETS全体で月1に開かれるミーティングに初めて参加。ラザニアやピザなど、お昼ご飯をみんなで食べながら情報交換や業務報告。私はそこで自己紹介をしました、もちろん英語で。2、3分の尺でしたが、途中で話すことを忘れ、作っておいたカンペを見ると運良く笑いがとれ、うまいこといきました(こちらで「笑いがとれる」というのは、日本での5倍くらい大事だという印象です、助かった…)。
午後はディレクターのMaraと研究方針についてディスカッション。第一線で活躍されている方とゆっくり話をできる機会が持てるというのは、本当にありがたいことです。とにかく、みなさん親切。甘えてばかりではなく、お返ししていかないと。

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早いもので、米国に来てから一月経ちました。残念ながら研究活動はようやく方針が立った段階で、まだ形になっていませんが「一月も住んだら英語、うまくなったでしょう?」の問いには、答えられる時が来ました。

ズバリ、全然上達しません(泣 もしかすると周りから見れば、「結構コミュニケーション取れてるじゃない」と見えるかもしれません。しかし私が思うに、いくつかの要因のため、その上達は妨げられる、または、上達していないように感じているのではないかと考えています。

1)話せるようになるごとに、話せなくなる
一見矛盾していますが、例えば私の職場で考えてみましょう。最初は皆さん「お客さん」として接してくれますが、こちらが少し英語が話せるようだと見なされると、1対1ではなく、複数の会話の中に混じる機会が増えます。難しいのは、既に進行している会話の中に入る、またはその中から呼びかけられる時です。聞き取り能力に限界があるため、いったい今、何の話をしているのだろう?と文脈を読み、情勢を察するところから始めないと行けません。
すなわち、話せるようになるごとに、よりレベルの高い環境へ参入していく機会が増えるのです。この「奥行き」「行き先」はキリの無いように感じられ、大いに不安を感じます(笑

2)日本とつながりがある限り、頭が「英語」に切り替わらない
例えば仕事のメール。例えば家族とのビデオチャット。例えばこのブログ。普段話すことの大半は、その場で湧きあがってきた言葉ではなく、その前から考えていた言葉です。何か思うことがあっても、それが日本語で「蓄積」されていたならば、それを即座に英語に変換することは、私の力ではまだまだ困難です。いわゆる「気持ちが上手に伝えられない」悩みというのは、要は普段から英語で物事を考えて、言葉にしていないからこそのものでしょう。

残念なことに、私の頭の中はまだずっと日本語です。「英語で夢を見るようになると、それなりらしい」という話を聞いたことがあります。5年前にアンカレッジに10日程仕事で滞在したときは、日本人がほとんどいませんでした。そういえばその滞在中、英語の夢を見ていました。

明日へ続く。