2010/05/31

IPadを待つ、情報の互恵性

とうとう先週28日に日本でもiPadが発売された。私の周りでも既に手にいれた人がいて、触らせてもらった。大きなiPod Touchという印象だが、グラフィック表示が格段にスムーズになった。iPhone OSは見せ方がうまくて、描画を少しづつ始めながら処理を進めて行くので、画面の切り替わり速度はそう高速でなくても、「すぐ動き出す→反応が早い→高速」という体感を持ちやすい。こういう部分の作り込みは巧みだ。
私の手元にも来週には届く予定。これがどの位普段使いのMacBook Airの代替えとなるのか、比較が今から楽しみだ。

土曜日はBEATセミナーにお邪魔し、夜は友人と後輩を交えた不思議な飲み会。今日は風邪気味なのか体調がすぐれず終日自宅で過ごす。思えば3月中旬に帰国してから、風邪一つ引かず怒涛のように働いてきた。そろそろ一休憩入れたいが、研究・業務共に予定が「詰め詰め」で事情が許しそうにない。暫くは我慢の日々が続きそうだ。

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暫くブロクを書かなかった。書くことがなく書かなかったのだが、最近「発声練習」さんのエントリを読んで反省している。書く力を身につけるためには書くしかないのだな、と。

このブログ名について - 発声練習
http://d.hatena.ne.jp/next49/20071222/p1

私がこうして書く理由の一つは、(できれば)人から頂いてきた分のお返しをしたい、ということだと思う。どれだけ人様に役立つことを書いているかは全く見当がつかないが、誰かからの「情報」が自分の糧になった経験は数限りなくある。以前連載?していた「海外研究へ向けて」は、嬉しいことに数人の方から追加の問い合わせや感謝の言葉を頂いた。今まで助けられた分、そういう互恵関係を作り出すことに貢献できたらとても嬉しい。

互恵関係を狙って作ることは難しいが、自分の意図しなかった所で突如生まれることがある。聞き手に合わせた情報発信を無理に狙わなくても、そういう偶然が起きやすくなったのはやはりウェブの効果で、その中でも特にTwitterの威力は大きい気がする。