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iPad発表:私はそれには乗らない(もちろん買いますけど…)

Apple iPadが発表された。

Apple - iPad - The best way to experience the web, email, & photos
http://www.apple.com/ipad/

UStreamでプレゼンを見たが、最初「なんか枠の大きいフォトビューアみたいだな」と思ったものの、最後には完全に「やられました」。来年の今頃はMacBook+iPhone+iPadの三点セットを鞄に入れ、嬉しそうに都内を動き回っていることだろう。

しかしながら同時に、この「現実歪曲空間」かもしれない状況に酔ってばかりもいられないと、我が身を律している。Appleの描いた「デジタルハブ戦略」に乗っているだけで本当にいいのかと、自分自身へ問いかけている。

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今回、AppleはiPadと共に、iTunes Storeの書籍版とも言える「iBook Store」を立ち上げた。Appleはこれで、音楽・ビデオ・書籍など生活をとりまくあらゆる「コンテンツ」を供するシステムを手に入れたことになる。

本務地の大学において、私はその「コンテンツ」を作ることを一つの仕事としている。それは例えば講義映像のビデオコンテンツであるが、その映像はPCでもMacでも、スマートフォンであっても別け隔てなく見れる。仮にコンテンツを「料理」とすれば、ハードウェアは料理を供する「器」にしか過ぎない。ところが、人は器に魅力を感じて料理を食するということがコンテンツの世界では起こりうる。「この映像、iPodでも見れないんですか?」という問いをこれまで何度も聞いてきた。

そして数ある器の中に、明らかに一つ優れた器がある時、その器に合わせた料理を優先的に供することとなる。例えば多くのiPadを大学で使うようになれば、iPadに最適化されたビデオ映像や、iPad上で動作するアプリケーションが欲しくなるだろう。iPadの解像度はXGA(1024x768)である、となると少なくとも720pの講義映像を見れるようにしたいね、となる。Appleはコンテンツを扱うにあたり、ハードウェアの役割がいかに大事かということをよく分かっている。

加えて、その「器」に使い勝手のよい流通インフラが加われば、コンテンツホルダーはそのインフラに載せられるコンテンツを用意した方が、使い勝手もいいし互いにとって利…

MacユーザがWindows7を使う:その2 環境構築

Vostro V13にはWindows 7 Home Premiumがインストールされていた。Win2000やXPと比べると、インタフェースが相当改善されている印象だが、細かな設定をしようとすると急に昔風の画面が顔を出す。いろいろと互換性を保ったり、既存のユーザに配慮しているのだろうが、美しさが損なわれる時があって残念。

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まずはこれまで慣れ親しんだ英語キーボードでのIME切り替えのショートカットがそのまま使えるように、下の二つを導入。

cmdspace
英語キーボードでのIME切り替えショートカット(Cmd+Space)をWindowsで実現するためのソフト
http://www.h5.dion.ne.jp/~pollux/

AutoHotKey
Ctrlを使ったショートカットをaltキーで使うため、キーの役割を入れ替えるソフト(他のキーにも対応:今回キースワップに加え、一番右側の列にある Home/Pgup/Pgdown/Deleteキーを無効に。使わないし押し間違えるので)
http://www.autohotkey.com/

日本語入力にはMicrosoft IMEの代わりにGoogle日本語入力を使う。変換精度も良好で、Macのことえりで慣れ親しんだ、候補をタブキーで選べる機能がついているのも助かる。Mac風のIME切り替えには、環境設定のキーマップスタイルから「ことえり」を選ぶとよい。

Google日本語入力
http://www.google.com/intl/ja/ime/

ソフトはオープンソースのものを中心に探す。仕事に必要なMicrosoft Officeは、当面近日公開のOffice 2010のBeta版を使うことに。

Microsoft Office 2010 Professional Beta Download
近日発売予定のOfficeのベータ版が使える
http://www.microsoft.com/office/2010/en/download-office-professional-plus/default.aspx

その他普段使いのソフトをまとめて入れるには、Google Packがおすすめ。FirefoxやSkype、Adobe Readerなど普段使いのソフトをまとめて導入できるパッケージになっていて、インストールが楽。

Google …

海外研究へ向けて:メンタル

この「海外研究へ向けて」のククリを考えたとき、やはり書いておかなくてはと思ったのが「メンタル」、要は留学中の心の持ちようです。

私の留学生活も残り2ヶ月弱になりました。今は論文というか、研究成果をまとめた読み物を書いていていますが、これがうまいことまとまれば区切りはつきそうです。それさえまだ実現していない段階でいろいろと物を言うのはちょっと気が引けますが、帰国後まで伸ばしてしまうとバイアスがかかってしまいそうなので、今のうちに考えておきます。

まず、ご参考までに私の今の状況を大まかにお伝えします。私のポジションは「客員研究員」で、私は日々ゼミや授業に出るわけでもなく、自分の研究・調査に関係することばかりしています。人に会ったり、調べ物をしたり、書物をしたり、、要はフラフラ過ごしているとも言えますが(笑

次に生活パターンについて書きましょう。大体夜中の1時就寝、朝8時起床(米国流で考えると相当遅い)。10時頃に家を出て、11時前にオフィス着。午後5時過ぎまで大学におり、6時には家について夕食。その後日本の仕事(ビデオチャット会議・メール処理など)をしたり、こちらの研究の続きをしたり、それ以外はゆっくり過ごして寝ると。そんな流れです。

日本での生活と比べると、まぁなんとものんびりしています…今から帰国後が不安です。

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一般的に、留学をすると生活環境の変化のため、さまざまな心的変化が起こると言われます。いわゆるカルチャーショック・ロールショックです。カルチャーショックはご存知の方も多いかもしれませんが、私は客員研究員などファカルティとして赴任する場合、ロールショックが問題になりやすいのではと感じています。フルブライトのウェブサイトに詳しい説明があります、是非目を通してみてください。

日米教育委員会 アメリカ入国後の案内 アメリカ生活への適応
http://www.fulbright.jp/study/res/life.html#C

ロールショックについては、以下のように書かれています。

ロール(社会的役割)ショックとは、あなたが日本で所属するグループ、団体(大学、会社、故郷など)がアメリカではほとんど関係ないと気付くことを意味します。たとえば、あなたが日本で名門校を卒業していたり、あるいは有名な大企業から来ているとしても、それはアメリカでは何の意味もなしません。あなたは…

MacユーザがWindows7を使う:その1 機種選び--Dell Vostro V13

イメージ
かれこれ一年半ほど使い続けているMacBook Airが不調である。動作が遅くなり仕事に耐えない。加えて初期型の弱点であるヒンジがグラグラになってきた。再インストールするにも修理に出すにも、代替機がないと動きがとれない。ほとほと困り果てていたところ、本務地より急遽、PCを手配して頂いた。
��関係者の皆様、大変助かりました。本当にありがとうございました)

このため意図せず、十数年PCを使い始めてはじめてWindowsユーザとなった。これまで格安の中古品や人から譲り受けたもの、またはParallelsや古くはVirtual PC(懐かしい…これは苦行に感じられるほど遅かった)でWindowsを使ったことはあったが、最新の機種でメインとして使うのはこれが始めて。十数年にわたるMacユーザのはじめてのWin体験ということで、MacからPCに訳あってSwitchしたい、という方のお役に立てればと思う。

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手に入れたのはDellのスモールビジネス用のラップトップ、Vostro V13。IntelのCULVチップを載せた、いわゆる普通のPCとNetbookとの間の位置づけ。このCore2 Soloモデルだが、スペックを考えるとちょっと驚くほど安い。



Dell Vostro V13
http://www.dell.com/us/en/business/notebooks/vostro-v13/pd.aspx?refid=vostro-v13&cs=04&s=bsd


Windows機を買うなら、DellかLenovoにしようと考えていた。Dellはこれまで職場で何台も入れた経験があり、シンプルで質実剛健なイメージを持っている。一方Lenovoは中古でThinkPadを使っており好印象を持っていた。
予算を考えるとDellだとInspironかVostroになるが、できるだけ最新の機種でスクリーンが大きく軽いもの、そして1スピンドルモデル、という条件で当時出たばかりのVosto v13にした。Lenovoは予算に見合うものがなかったので諦めた。購入したのが11月末だったため、LenovoのThinkPad Edgeが出る前だったのが残念。その時点で発表されていたら、TrackpointのあるLenovoを選んだかもしれない。

Vostro V13とThinkPad Edgeを同…

2010年(私の)BlogとTwitterは、こうなる!

2010年になりました。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

今年の年末年始は米国でのんびり過ごしました。米国滞在も残り2ヶ月です。昨晩、妻と帰国準備について話し合いましたが、しみじみ「ほんとあっという間だねぇ」と。

昨年は一昨年に比べると、割合静かな年でした。渡米というイベントはあったものの(実は)行けることが決まったのはその前で、その流れでプランが形になった一年でした。今年はどうなるか…次は準備の年かもしれません。とはいえ、この年区切りは今の私にとって「特異日」ではありません。次の特異日は3月11日(帰国日)、残り少ない期間を走りきります。

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どういうタイトルやねん、と思われましたか。すみません。去年からTwitterを使い始めいろいろと試行錯誤をしましたが、今年は自分にルールを課してBlogとTwitterを使おうという、至極勝手な宣言です。

私個人は、Twitterはアーカイブのツールであると同時に、状況によっては「今さっき」を共有できるツール、Blogは純粋にアーカイブのツールだと認識しています。アーカイブには「ルール・ツール・ロール」が大事だと述べたのは、かの松岡正剛です。ロールとツールは規定されているので、ルールを決めようということです。


どういう役割(ロール)の人が必要かわからないとアーカイブはできないし、どういうツールが必要なのか考える必要があるし、その上で「こういうルールで作ってください」と決める必要がある。

��CONTENT'S FUTURE p.270)


今年はTwitterでは"Information"、すなわち「誰が、何を、どこで、いつ」に関わる、私が見つけ共有することに意味があると思われる情報を書くことにします。加えてカンファレンスやワークショップなど、同じ場の中で「今さっき」の思考や感情を共有する意味がある場合に限り、その用途に使います。
そしてBlogでは"Knowledge"、すなわちそれらの情報を元に「どうすればよいと思うか」など、私の価値判断や理解について書くことにします。

この枠組は、組織論で著名なRussel Ackoffの「知識の階梯モデル」を参考にしています。"Understanding"や"Wisdom"までは出ないでしょう。


1. Data:…