2009/10/03

一時帰国: 徳島へ出張、職場に復帰

9/25に成田へ帰国、そのまま都内の長期滞在者用ホテルへチェックイン。出国前に借り家を引き払い、荷物は全てトランクルームに預けてしまったので、今は家が米国にしかない。ちょっと変な感覚であるが、仕方がない。ここに二週間強、滞在の予定。

9/27、28と徳島に出張、主催している共同研究に関わるワークショップを開く。週末から準備に追われ大変だったが、共同研究者の方々、参加者の方々のおかげで、無事終えることが出来た。ご協力頂いたみなさま、ありがとうございました。

翌日から、久しぶりに東大のオフィスに出勤。午後に皮膚科へ行き、先日腕に出来ていた湿疹を診察してもらう。ソファーで虫にでも喰われたのだろうと思っていたら、どうやら帯状疱疹だったらしい。ストレスや環境の変化で発症すると言われているが、日本に居た頃のほうがよほどストレスフルだったと思うので、おそらく環境の変化によるものと推測される。向こうでは一回風邪も引いたし、これでほぼ、体も慣れたということかもしれない。

職場では溜まった(というか、貯めてしまった。すみません)業務をこなす。10月が近づき、新学期の講義撮影の準備を進める。随分慣れてきたようにも思うが、同じことをやっているようでも、毎回やることが増えている、という感じ。大変ではあるが、何も変わらないよりはよほどいいかもしれない。何より仕事だから、きちんとこなすのは当然。そういえば査読もせねばならないし、残りの滞在も慌ただしく過ぎ去りそうな予感。

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セカンド・ベストという言葉がある。昔はそういう妥協が許せずに、進むか退くかしかできなかったが、この頃やっと、その問題は一旦置いておく、ということができるようになった。留保して考え続けても、永遠に解決しないかもしれない。だけど、それがまだそのままでそこにあり、どこへも行かない、と思えるだけで楽しかったりする。不思議だ。