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コミュニケーションこそコンテンツ!?ーCONTENT'S FUTUREを読んで

「CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ」を読みました。
デジタルコンテンツの未来を語る本は多数ありますが、日本でのオピニオン・リーダとしても活躍される小寺・津田両氏によるゲストを迎えたこの対談集、読み応えがありました。



中でも興味深かったのは、お二人の対談で語られた、あるエピソードでした。以下引用。

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(p.170下段)
津田 そのとき、スタジオに今22歳で来年からレコード会社に就職するって女の子が見学に来てたんですよ。それで「君にとっての若者文化って何?」って聞いたら「私の中ではmixiです!」って断言したんです。友達の日記を見たり、コメントしたり、テレビや音楽の感想を書いてる、ああいう行為が文化だと。
小寺 文化なんだ(笑)。狭いなぁ。
津田 もちろんそういう若い子だけじゃないんだろうけど、コミュニケーションそのものがコンテンツ化するって現象は、以前だったら考えられなかったわけじゃないですか。そもそもそういう環境がなかったし。‥(以下略)
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歴史を振り返ると、かつては人同士の身振り手振りのような、自己と他者とのコミュニケーションがまずあって、その後言葉や活字、種々の技術によって、そういったものが「保存」できるようになり、ある種の静的な「コンテンツ」と呼ばれるものが作りうるようになりました。

一方で近年、ネットワークやテクノロジの進化によって、コミュニケーションしながらに、そのやりとりが可視化し蓄積する「コンテンツ」を容易に作りうるようになり(電子掲示板はその一例)、「出来合い」のコンテンツなしに、人は自ら起こすコミュニケーションからコンテンツを作り(UGCそのものですね)楽しめるようになりました。その意味で、この動きはある種「コミュニケーション再興」とも言えるでしょう。

しかし、コミュニケーションだけでは生まれないものもあります。
本書の対談で小寺氏が「狭いなぁ」と呟いているのが実は芯をついていて、近しい人同士のやりとりだけでは知り得ないもの、文学や芸術のような歴史の中で積み上げられのこされたものは、「コンテンツ」を通してしか触れられません。

確かにmixiは楽しい、同好の士との対話は心地よい。だが「朋有り、遠方より来たる。亦た楽しからずや。」、コミュニケーションに没頭するが故に、それをより豊かにするはずのコンテンツに出会う…

「時間割」を考える

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突然ですがみなさん、1日何時間くらい寝ていますか?

私は寝ないと集中力と注意力が途端に落ちるので、寝る時間は削らないようにしています…というか寝ないでいると、どんな時でも場所でも否応なく眠りに「落ちて」しまうのですが。
20代の頃は勢い任せでなんとかなりましたが、悲しいことにここ1、2年、すっかり無理が効かなくなってしまいました。いろいろ試しましたが、1日の睡眠時間が7時間を切ると、仕事の合間眠くなり、滑舌も悪くなります(呂律が回っていない私を見かけたら、それはきっと睡眠不足です)。

では仮に1日7時間半寝たとして、一日の「時間割」はどうなるでしょう?少し懐かしの円グラフにしてみました。



順番はバラバラ、昼食は仕事の時間に含まれます。
結果は仕事から離れ、自宅で過ごせる時間は3時間。この3時間でで家族と話し、本を読み、居間でくつろぎ、趣味の時間を作るわけです。しかし思い出してみても、平日に夜3時間もゆっくりできた記憶がありません。きっとどこかで時間を無駄遣いし、「時間割」が崩れてるのでしょう。

ここ最近、時間割そして生活のリズムを守るため、3つほど気をつけるようにしています。
・見たいテレビはオンタイムで見ないで録画。休みの日にまとめて見る
・毎日同じ時間に寝る、起きる
・起床後、1時間以内に家を出る
どれもなかなかハードルが高く苦労しますが、規則正しく生きる生活こそ、仕事がはかどり、いいアイデアが生まれる源泉だと、私は思います。

あと、こういう生活にチャレンジできるのも、家族の協力があってのことです。
嫁さんに深く感謝。

今月のクーリエ・ジャポンに注目!〜カリスマ・スピーチの極意

今月号のクーリエ・ジャポンは「オバマに学ぶカリスマ・スピーチ術の極意」と題して、オバマ大統領の演説に、プロによる徹底解説を加えた特集が組まれています(映像DVDが付録)。

講談社MouRaトップページ クーリエ・ジャポン
http://moura.jp/scoop-e/courrier/

ケネディの再来ともいわれる演説の名手が、2008年11月4日にシカゴ・グランドパークで行われた勝利演説で見せたスピーチを取り上げています。
スピーチに効果的な修辞技法を、演説のスクリプトから徹底解説しており、まさに「目から鱗」でした。人の話を聞いていて、「なんだか説得力があるな」と感じることは間々ありますが、そこに使われているテクニックを意識的に知ることは困難です。このような分析はとても参考になります。


収録映像は字幕付きですので、英語教材としても最適です。
ちなみにオリジナルの映像は、Youtubeの公式チャンネルでも見れます。ですが画質・音質はクーリエ・ジャポン収録のものが、遥かに綺麗です。

Youtube - President-Elect Barack Obama on Election Night
http://jp.youtube.com/watch?v=HfHbw3n0EIM&feature=channel_page

人前で上手に話をすることに興味がある方は、是非一冊お手元に!

話は外れますが、レトリックと言えば、論説に求められる文章技法をわかりやすく解説した下の本はおすすめです。私にとっては論文執筆の教科書的な一冊です。


寒い日が続きますね。私は年末年始カゼをひき、寝正月を過ごしました。皆様もどうぞお気をつけ下さい。

2009年スタート!

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2009年になりました。今年もどうぞ宜しくお願いします。

年末は嫁さんの友人の結婚式に出席するため、ネパール、そして経由地シンガポールに滞在しました。


シンガポールではマーライオンを見ました。


ネパールで滞在した世界遺産に登録された都市、バクタプル。


ヒマラヤ山脈に昇る朝日。

その後年末年始を実家で過ごし、帰京しました。

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昨年は年始にブログで「成果の出る年にするぞ!」と意気込んでいました。
結果的にはうまくいったりいかなかったりの1年間でしたが、振り返れば負けるが勝ち、でした。
今年は新たな経験が重なる年になりそうです。チャレンジの1年と覚悟して挑む意気込みです!



��ネパール滞在先のホテルにて)