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2月, 2008の投稿を表示しています

タイムマシンにお願い

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職場で新しいiMacを手に入れました。
これまで二年使っていたMacBookより早速移行。

普段USBディスクに、LeopardのTime Machineを使いバックアップしています。
日々こっそり確実に働く賢い奴ですが、今回移行作業でも大活躍。
アップル - Time machine
http://www.apple.com/jp/macosx/features/timemachine.html


OSの「移行アシスタント」でTime Machineバックアップからデータ移行でき、80GB程度を2時間程でコピー完了。
立ち上げると大きな画面にいつもの見慣れた風景。あまりにあっけなさすぎて、逆にニューマシーンの新鮮味が味わえず拍子抜け。
アプリの再インストールもメーラーの設定も不要。ユーザー辞書も前のまま。
なんとスムーズ!

そこら中のMacに自分の環境を移行しまくりたくなる楽しさです。
.MacアプリのBackupはバギーな奴でしたが、LeopardでTime Machineに姿を変え花開いた感。
いい時代になりました。

本棚では皆平等?

ふと興味深い記事を見つけました。

・ホームページを作る人のネタ帳ー
 ニートの19歳女の子を札幌『紀伊国屋』に連れてったら感動して泣かれた話
http://e0166.blog89.fc2.com/blog-entry-408.html

逸話だけでも感涙ものですが、なるほどと思ったのは女の子の本屋さんへの印象。(以下引用)
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本屋と言うのは、ほぼ全ての本が平等であり、どれを買うかは本人が調べ、考え、選び、そして購入に至ります。
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ネット書店の多機能ぶりに比べ、本屋は本棚に本を並べ見せる場所、それだけです。
��平積みやリコメンドも当然ありますが…本屋でバイトをしていた人の話、本棚への並べ方にも色々ノウハウがあって、並べる人により売り上げが変わるそうですが)

私見ですが、本屋とネット書店は似て非なる物、別の機能を持つように感じます。
本屋では言うまでもなく直接本に触れ、概説や書評に出てこない本の性質(例えば、中身をめくればフォントの使い方やレイアウトでターゲットユーザを推察できる)を知れます。
ネット書店の一番の面白さは、キーワード検索やリコメンドにより、自分の守備範囲外の本へと一気に「ジャンプ」できることでしょうか。例えばamazonの「リストマニア!」は優良なリンクを作ってくれる有り難い存在です。

…というわけで両方を有効活用したい所ですが、最近は大きい本屋で長居すると足腰が疲れ途中で帰りたくなります。昔は立ち読みで新書読破とかできたものですが…。

反射するミステリィ;森博嗣「すべてがFになる」

仕事の気晴らしに時々小説を読みます。
最近とあるお薦めで森博嗣さんのミステリィ小説「すべてがFになる」を読みました。

大学教員とお嬢様学生が奇妙な殺人事件の謎に挑む、という推理小説。とても面白く読みましたが、興味深く感じたのは、私がこれまで読んできた「小説」達との違いでした。
例えば数年前熱心に読んでいた福井晴敏の作品。


全ての作品に目を通していないので断定はできませんが、これらと比較して堀作品の大きな特徴は、直接的な人物描写がほぼ無いことです。最後に事件の全貌が明らかになり始めて、犯罪の動機や犯人の生い立ちが披露されます。

一方多くの福井作品は、冒頭に登場人物の生い立ちや性格を示しそれを前提に物語が進められ、その「前提条件」から行動の動機が容易に推察でき、読者が「納得性」の高い状態で読み進められる造りとなっています。


私の持っていた推理小説のイメージは、状況証拠とともに犯人の生い立ちや性格が徐々に示され、読者は「証拠もあるし動機もあるからこいつが犯人だ!」と推理する、というものでした。

一方堀作品は動機の提示が全くなく、その部分は読者が彼らの会話や振る舞いから「推察」するしかありません。この時、読者それぞれの人や物に対する見方(一種の先入観)が試され、それが推理の成否を分けることになります。大抵は見方を完全に覆される答えが提示され、激しくカタルシスを感じることとなりますが。

読者の持つ先入観や価値観、人や物の見方が試される、すなわち自身が「反射」して暴かれる。そんな印象を持ちました。恥ずかしい気持ですが、知的刺激を覚える経験です。

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人のコミュニケーションでも、受け答えや切り返しはある種の相互「反射」です。
私の周りにはそんな反射が見事な方がいて、いつも感心させられます。
私は瞬時の判断力が弱いので、そう受けた時には大抵黙ってしまうか、遅れておかしなレスポンスをしてしまいます。
精進せねばと思いますが、我ながら面倒な人間だとreflectionする今日この頃です。

御茶の水散策

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先日お昼ご飯の後、少し寄り道をして御茶の水へ行きました。職場から歩いて15分程。



また昔話ですが、小学生だった私は毎週末、この近辺に通っていました。
正確には通わされていたと言うべきか…何せ遊びたい盛り、両親の薦めでシブシブ近所の塾に通い始めたものの、当初は反抗して大変迷惑をかけました。

そんな日々が楽しくなってきたのは、少し経って日曜日ごとに、ここに塾のテストを受けに来るようになった頃でした。徐々に塾仲間もでき、彼らと電車に長々揺られて都心に繰り出し、試験を受けた後、お小遣いで昼ご飯を食べて帰宅。
たったそれだけのルーチンワークでしたが、今思えば、学校生活と違った友人と場所、日常をちょっと外から眺めて気分転換できる時間だったのかもしれません。

あの頃の方が余程マジメに勉強してたなぁ、と信じられない気持ちにもなりますが、当の本人は意外とルンルンだったようです。久々に同じ場所を訪れ、20年前の気持ちを思い出しました。



よく登った坂も、もっと急に思えてた気が。



ニコライ堂も当時はもっと大きく見えたのになぁ。体ばかり大きくなってしまったよ。

シャープペンシル

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先日久しぶりにシャープペンシルを買いました。
記録やアイデアの整理はノートに手書きすることが多いのですが、ここ数年PCにかまけて、きちんとした筆記用具を手に入れていませんでした。

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購入したのはPentelの製図用ペンシルです。
私の父親は設計士で、実家にはいつも、この類いのペンが置いてありました。
当時私はいわゆる「乗りもののお絵描き」が好きで(今考えると謎…)、お下がりだったのか気遣ってくれたのか、製図用シャーペンを使わせてくれていました。
今振り返ると何気に業務用のステッドラーだったりして、贅沢をしていたなと思います。

文房具屋で探しているうちにふと見つけ、その頃を思い出して手に取りました。
当時私は学校を転々としていたせいか、「お絵描き」で落ち着ける時間を作っていたのかもしれません。
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製図用ペンは低重心で手が疲れず、図も字も書きやすいです。
芯の先が斜めになってるのは製図では×で、軸を回しながら動かし、線の太さを一定にするようです。これが難しい…も少し器用だったら、設計士を目指せたかもしれません。

違う世界の物書きにしか使えませんが、当時と今の私を繋ぐ大事な一品です。